株式会社九州博報堂 江﨑 信友

みなさんこんにちは。
西新在住の江﨑信友と申します。現在59才です。私は53才で悪性黒色腫(メラノーマ、皮膚がん)、56才で慢性骨髄性白血病と2度のがんを患いました。現在は抗がん剤を服用しながら、広告会社の社長として生まれ育った地域への恩返しに日々汗を流しています。

2度目のがんにかかったときある医者から「最近開発されたこの薬が無かったらあなた1年で死んでましたよ」と言われました。うわっ、すごくストレートにものを言うお医者さんだなぁ、と思いましたがこの先生の一言がその後の日々の暮らしを大きく変えてくれました。

全てがいとおしい。がん宣告から既に3年。本当はもうこの世にはいなかったはず。今日も家族や仲間と会える。街ゆく人たち、木々の緑やそよぐ風、目の前の食べ物、全てがありがたい。
がんにかかって「本当に大事なもの」が分かりました。沢山のお金でも人がうらやむような贅沢な暮らしでもない。家族や仲間の笑顔にあふれた当たり前の暮らし。これこそが一番貴重で大事なんだと。その一日一日を味わいつくそう。がんのおかげで暮らしの質が変わったのでした。

さあ、今日もたくさんのありがとう!を伝えに街に出かけましょう。

株式会社九州博報堂
江﨑 信友

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