対象とする人口集団から、一定の期間に、新たにがんと診断された数のことです。対象とする人口集団:人口の大きさを計測することができる集団であることが必須条件です。そのため、都道府県・市区町村などを単位とすることがほとんどです。一定の期間:通常は、年単位(年度ではありません)。罹患数が少ない場合(発生がまれな部位、人口規模が小さい場合、など)では、偶然変動による影響を抑えるために、複数年のデータをあわせて集計する場合もよくあります。がんの数:がんと診断された患者の数ではなく、同じ人に複数のがん(多重がん)が診断された場合には、それぞれの診断年で、集計に含まれます。
~出典:国立がん研究センターがん情報サービス~
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