ボディスキャン

上部から下部または一部分にスキャン:頭頂から頭のまえ・うしろ・両よこ(以後双方がある部位は左右の順に)、みみ、かお(ひたい・まゆ・まぶた・はな・ほお・くち・あご)、のど、かた、うで、ひじ、てくび・こう・てのひら・ゆび・むね、みずおち、おなか、えいん、おしり、ふともも、ひざ、すね・あしくび・こう、ゆび、足裏へ。
一連の動作iの最後に「ボディスキャン」を行ってみましょう。坐っていても、立っていても、寝ていてもできます。脳に最も近い頭頂から最も遠い足裏迄iiを「意識して観る」ただそれだけでココロとカラダがすっきりします。一部分を観るだけでも大丈夫iii。
⓿始点の頭部、終点の足裏が何処にあるのか、感覚で確認します。手で触れてみたり、足を動かしたりして確認してみましょう。
❶閉眼または半眼で鼻腔を通る呼吸に意識をもちます。
❷鼻腔を出入りする呼吸の温かい感覚を味わいながら、
❸頭から足裏まで温かいライトをゆっくり照らすイメージでカラダを観たり、やさしい色を塗りつくしていくイメージで観たりするのもいいでしょう。強張りに出会ったら意識を合わせ、やさしく息を吐いて緩めてあげましょう。
コラム文/伊藤 華野
i 「がん患者に対するマインドフルネス・アプローチを用いたケアプログラムの開発」で確認済のマインドフルネス・ヨーガの実践方法を連載してきました(安藤満代他 科研費課題番号2053065)。
ii マインドフルネス・ストレス低減法(MBSR)やマインドフルネス認知療法(MBCT)でのボディスキャンは下部から上部の順序なのですが、今回紹介するボディスキャンは日本江戸時代中期より伝わる「軟酥の法」(白隠慧鶴(1757)『夜船閑話』)に習い、上部から下部で編成しています。
iii「Efficacy of Mindfulness Yoga on Subjective Happiness ,Mood, Fatigue, and Mindful Attention Awareness of Parents Raising
Preschool Children」では一部分(顔面)のボディスキャンを活用しました
(安藤満代他 Open Journal of Social Sciences Vol.10 No.13, 2022年12月)
一般社団法人こどもカルチャーEducation.JPN
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