坐ってできるマインドフルネス・ヨーガ Vol.3

簡単な一挙動を実践してみましょう。マインドフルネス・ヨーガでは動きを「味わう」ことが大切です。「味わう」ために、先ず、鼻腔を通る呼吸に意識をもちます。併せて身体感覚*に留意を向けます。


*ここでの身体感覚とは目・耳・鼻・口・皮膚から生じる外受容感覚、お腹がすいている等の内受容感覚、手を挙げたりカラダを傾けたりする際の筋・骨格・関節の運動や平衡に関わる固有感覚の三者を指します。

方 法

⓿はじめのポジションをつくります。

❶片方の手のひらを意識します。

❷その手を「挙げる」が、OKかどうかをカラダに尋ねます。

❸OKな感じがでたら、感覚に留意しつつ手を頭上まで挙げます。

❹臍下に重心を置き、挙げた手のひらを内側に向け、カラダも傾けます。

❺同時に「あ~」という口からの音で息を吐き終わります。*音を頭から足の裏まで流すイメージで。

❻重心を元に、上の手を膝に降ろしていきます。**反対側も同様に行いカラダを「味わい」ます。

❼終わった時もカラダを味わいます。

コラム文/伊藤 華野


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