病理病期

病期分類(がんの進行度を表す基準)のうち、手術(あるいは内視鏡治療)により切除した病変やリンパ節などを、顕微鏡で詳しく調べて判断するものです。治療前に調べた臨床病期とは異なる病期となることがあります。放射線治療や化学療法のみを行い、腫瘍の切除をしない場合には、病理病期を決定することはできません。また、手術よりも先に放射線治療や化学療法などを行った場合には通常の病理病期とは区別し、「治療後病理病期」として考える必要があります。

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