一定期間におけるがん死亡数の、がん罹患数に対する比。Mortality/Incidence Ratio の略(IM比はIncidence/Mortality Ratioの略)。生存率が低い場合、あるいは、罹患の届出が不十分な場合、MI比は高くなります(IM比は低くなる)。一方、生存率が高い場合、あるいは、同一の患者の同定過程に問題があり、誤って重複登録している場合、MI比は低くなります(IM比は高くなる)。現在の日本のがん患者の生存率に基づいた場合、全がんでMI比0.4〜0.45程度(IM比2.2~2.5程度)が妥当と考えられています。
〜出典「国立がん研究センターがん情報サービス」〜
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